
金澤幸雄です。
ワインは、数ある酒類の中でもその長い歴史や多様な生産地などが抜きんでており、その奥深い世界には魅力を感じざるを得ません。
そんなワインを投資の対象とする「ワイン投資」が、近年日本でも広がりを見せつつあることをご存じでしょうか。
飲食物を投資対象にすることに違和感を持つかもしれませんが、ヨーロッパでは400年ほど前から行われている伝統的な投資方法のひとつ。古くは貴族たち、現代では富裕層を中心に、銀行融資の担保となったり年金の運用などに活用されたりと、ワインは飲んで楽しむ以外にも株式や債券と同じようにれっきとした資産として扱われているのです。
投資対象となるのは、主にフランスのボルドーやブルゴーニュ、シャンパーニュなどの「ファインワイン」と呼ばれる高級熟成ワインで、最低でも15年、中には50年以上の長期保存を経て市場に出てきます。
ワインは現物資産であるため価格の変動こそありますが、貴金属と同様に資産価値はゼロにはなりません。また、資産の分散やオプション、長期投資に向いています。
しかし、運用には言うまでもなく相当なワインの知識と欧米でも通用する語学力、ファインワインを樽で買い付けられるほどの潤沢な資金が求められるため、中途半端な気持ちで臨むと痛い目を見てしまいそうですね。
金澤幸雄
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